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Web2.0を具現化する革新的プログラムatusをスタート
株式会社エーアンドオーがツールバー領域におけるWeb2.0を具現化する革新的プログラム「atus」をスタート
2012/ 12/ 12
ユーザーの使い勝手を基本コンセプトにした、Internet Explorer(R)ツールバー領域で稼動するブラウザ型拡張プログラムをスタート。第1弾としてYahoo!(R)、Google(R)から食べログ.comなど様々なサーチエンジンを選択して検索できる「atusマルチサーチ」と、YouTube内の動画を検索しツールバー内で高さが拡張し再生できる「atusムービーサーチ」を公開。 インターネットとWebサイトの発展に伴いながらWebブラウザが高機能化し、検索サービスやWebポータルを提供するサイト各社は独自のサービスを集約したツールバーを提供してきました。その殆どは各サイトのサービスへのアクセス効率を重視したものにとどまっています。
しかしながら、ここ数年ではWeb2.0という概念と共に、既存のWebサイトの概念を超越した新しいサイトやサービスが生まれ、企業からの情報提供のみでなく、ユーザ参加型・双方向コミュニケーションを実現するWebサイトも多く存在しています。その中で、ツールバーはその概念や有り様はほぼ変わらず、ボタンを数個増やしてデザインを変更しただけの形だけのバージョンアップに始終していたと言えるのではないでしょうか。
私どもは、ツールバーの領域で行えるサービスそのものを大きく変える時期が来たと考えます。弊社は、その布石としての役割を果たすべく、既存の概念ではあり得なかった機能を実装すると共に、ユーザー発信型のブラウザ型拡張プログラムという新しい概念を創造するべくatusの開発を進めてまいりました。
atusは、WindowsR用WebブラウザInternet Explorer(以下、IE)のツールバー領域に常駐するブラウザ拡張プログラムです。atus用のコンテンツ開発には、近年のWeb2.0的な先進的なサイトを支える様々な技術(例えばAjax、HTML、Flash、 Java、PHP、 Ruby等)を利用することが可能であり、WindowsアプリケーションとしてC++言語等で開発を行っている既存のツールバーと比べ、遥かに容易にデザイン性と機能性に富んだプログラムサービスを驚くほどの短期間で開発することが出来ます。
今回のリリースに当り、ツールバー領域でコンテンツが実際に動作するコンセプトモデルとして2種類のプログラムサービスを提案すると共にatusの標準コンテンツとして配布します。
【atusマルチサーチ】
様々な検索ボタンをユーザーが選択して、自分にとって最も便利なワンクリックアクセスブラウザをツールバー領域で作成することが出来る、カスタム検索プログラムです。
【atus ムービーサーチ】
世界で最も利用されている動画サイト「YouTube」の動画をツールバーの領域で検索し、選択した画像を領域を拡張して再生できる、動画検索プログラムです。
atusは既存の標準的なツールバーからの脱却を目指し、以下のようなユーザーフレンドリーをコンセプトとした新しい機能を実装しています。
今までのツールバーは、ツールバー領域が狭く、デザインの余地はほとんど無い上に、ユーザーインターフェースとしての制約もありました。そこで、atusでは、基本のツールバー領域の高さを通常の24ピクセルの2倍、48ピクセルを基準値に設定し、動画や写真のサムネイルを置いても内容が判る程度のサイズを確保しました。さらに、コンテンツ内から領域のサイズを変更することが可能で、atus ムービーサーチのように必要に応じて動画再生用にサイズを変化させることが可能です。
その他にも、IEで表示中のページと連携するための様々な機能や、サイト上のURL、ID、パスワード情報をまとめてパスワード付きブックマークすることが出来る「キーホルダー機能」なども実装しています。
リリース後、当初は、atusプラットフォームを利用した新たなコンセプトモデルを自社で開発すると共に、企業のプロモーションツールや既存のWebサービスのブラウザ上の窓口としての活用を提案していきます。
そして、近い将来には、atus開発プラットフォームを一般ユーザーに開放し、ユーザーが自由な発想でツールバーを開発することができる環境を提供する予定です。また、atus Webサイト上に、ユーザーが作成したプログラムサービスを公開する為の場所を用意し、atusはツールバー領域においてユーザーが使いやすいポータルとなることを目標としています。